映画「蜜蜂と遠雷」

 

 

台風19号は各地に大きな被害をもたらしました。

12日は午後から台風が襲来するという予報だったので、午後のレッスンはお休みにして本当に良かったと思います。遠方から通っている生徒さんが、あわや被害に巻き込まれるところでした。

13日は東京へ行く予定だったのですが、東京への交通機関が全てマヒしているため、地元で映画を見ました。かねてから話題になっていた「蜜蜂と遠雷」です。

これは浜松ピアノコンクールをモデルにした、ピアニストの卵たちの物語なのですが、私が興味を持ったのは、実写版で演奏を担当するピアニストたちでした。

主人公の4人のコンテスタントを、俳優の松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士が演じており、それぞれのピアノ演奏を川村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央が担当しています。

松岡茉優の演奏シーンでは、全身や顔が映るときは松岡さんですが、手だけの映像になると川村尚子さんになっています。他のキャストもそうなっているのでしょうね。

とくに金子三勇士さんと藤田真央さんはよく知っているので、森崎ウィンの時は金子さんの演奏だな~

と思いながら、鈴鹿央士の時は藤田さんだ~と思いながら聴くと、とても面白かったです。

金子三勇士さんと森崎ウィンさんは、二人ともハーフで、お顔も似ています。

鈴鹿央士の役は、父親が養蜂家で各地を転々としていたため、自分のピアノを持たず、音が出ない鍵盤だけで練習していた天才少年という設定です。これは「ピアノの森」の一ノ瀬カイと似ていて、あり得ないファンタジーなのですが、みんなの憧れの投影なのでしょう。

現在ならば電子ピアノを持って移動できるだろうに、と突っ込みたくなります。

演奏曲目は、プロコフィエフのコンチェルト2番と3番、バルトークのコンチェルト3番、そして新しい委嘱作という渋い曲が並びますが、きっと曲を知らなくても楽しめると思います。

「世界は音楽に満ちている」と言われても、そんなこと当たり前なんですけど?

ピアノが好きな人はぜひご覧になってください!

 

 

2019年10月14日