ブログ一覧

ニッケルハルパ

ピアノ教室の近くに、ヴァイオリンの教室があり、そこで「ニッケルハルパ」というフィンランドの民族楽器の演奏がありました。

写真の公開は不可なので、ネットからの写真です。

短い弓で演奏するヴァイオリンの仲間ですが、弦は12本あります。

演奏するのは4本だけで、あとは共鳴弦になり、胴体の共鳴とともに心地よい余韻を作り出します。

特徴的なのは、タンジェントという弦を押さえる装置で音の高さを変化させること。

つまり擦弦楽器でありながら、鍵盤楽器でもあるという、珍しい作りになっています。

ヴァイオリンとピアノのハーフといったところですね。

 

音楽は3拍子が多く、タンタ・タンタというリズムを足で刻みます。

靴音が打楽器になっているのですね。

身近なところで、こんな素敵な楽器の演奏に触れられて楽しいです!

 

2021年06月04日

馬の外乗り

馬に乗って野山を歩きたいというのが長年の夢でしたが、ついに実現しました!

北杜市のサニーフィールドというところで、馬場内ではなく外乗りができることがわかり、早速予約。

1時間ほど路上や森林の中で乗馬しました。

 

このジェイくんという馬です。おとなしくて優しい馬です。



乗馬の経験は、18才ぐらいの時に3回ほど乗ったことがあるだけなので、何十年ぶりです。

それでも基本を復習させていただくと、すぐに一人で乗ることができました。

何でも経験としてやっておくといいですね!

 

森の中を抜けて、甲斐駒ケ岳が見えるところまで行きました。

途中、ジェイくんが道の脇に生えている草を食べたがるので、引き止めるのに苦労しました。

馬は人間の3~4才の知能があるそうです。小さい子どものようで可愛いです。

 

馬に乗ることは、音楽好きな方にはおすすめです。

なぜなら、人間が馬に乗っていたのは自動車の時代よりずっと長く、音楽の中に馬の足の運びのリズムが沢山入っているからです。

バッカパッカと揺られたり、パカパッパカパッとリズムを取ったりして気持ちが良いものです。

ロッシーニの「ウィリアム・テル序曲」など、まさに馬の足音で始まりますね。

 

ジェイくん、ありがとうね。降りてからご挨拶です。

 

帰りに、隣りに「ハイジの村」があることに気づき、ちょうどバラの季節なので、バラを眺めました。

梅雨前の、貴重な休日でした。

2021年06月04日

みんなdeショパン・マラソン2021

ショパンマラソン2021を開催しました。

毎年大人気の企画ですが、昨年はコロナのために残念ながら中止。

今年はできる限りの感染対策を行ないながら、実施することができました。

 

入り口には大きなプログラムが掲示されています。


今年は初めてYouTubeチャンネルを開設し、動画参加ができるようになりました。

会場で参加者の動画を公開しています。

 

いよいよ本番です。今年も70名の参加がありました。

緊急事態宣言が発令されている地域の方は、動画参加に切り替えていただき、申し訳ありませんでした。

 

演奏者の方たちの意欲と行動力もすばらしいですが、舞台裏でコンサートを支えるスタッフの皆さんの、音楽に対する献身に感動します。

スタッフはピアニスト、ピアノ教師、参加者の保護者から構成されており、これだけ多数のピアノ関係者が一同に会するのは非常に珍しいことです。

舞台袖のスタッフと、演奏の順番を待つ参加者の皆さん。

緊張と感動と喜びが渦巻いています。

皆様、本当にお疲れさまでした。

すばらしい一日をありがとうございます!!

コロナ下ではありますが、これからも何とか間隙を縫って、できることをやり続けていきます!

2021年05月05日

ナイフの楽譜


十六世紀のイタリアでは、楽譜が刻まれたナイフが使われていました。

パートごとに刻まれているので、ナイフが揃えば合唱ができます。

食べて、飲んで、歌って、いかにもイタリアらしく、楽しそうですね!!

 


2021年05月05日

鍵盤のひび割れ


音楽教室のピアノの鍵盤にヒビが入りました。

これは消毒液に含まれるアルコールによるものと思われます。

ピアノの鍵盤は乾拭きか、アルコールが含まれないもので拭きましょう。

手指を消毒した後は、乾いてから弾きましょう!

鍵盤は貼り替えることができるので、いずれメンテナンスが必要だと考えています。



2021年05月05日

ガトーフェスタハラダのコンサート

ガトーフェスタハラダのラスクはご存じでしょうか?

ガトーハラダはお菓子の会社ですが、音楽に対する支援が厚く、音楽家を援助して下さっています。

高崎の本社で金子三勇士さんのコンサートがあり、生徒さんも出演するため応援に行ってきました。

長野から新幹線に乗り換え、湘南新宿ラインで高崎から2駅で下車、中山道沿いに15分ぐらい歩きました。群馬県は初めてです!

全国に展開するガトーハラダの本社はご覧のような立派な建物で、イベントスペースにピアノがあり、2ヶ月に一度ぐらいコンサートが開かれています。

 

ショップには様々な種類のラスクとチョコレートが並び、皆さん夢中になって品定めしています。

 

コンサートの初めに、昨年のコンクールで選ばれた3人の子供たちが演奏。

生徒さんはショパンのワルツ5番と、バルトークの「2つのルーマニア舞曲」から1番を演奏しました。

ヨーロッパでの演奏経験もあるため、流麗でありながら迫力のある堂々とした演奏でした!

コンサートの写真は撮れないので残念。(当たり前ですが)

子供たちの次に金子三勇士さんの演奏です。

昨年からの自粛期間中に、金子さんはバッハを沢山勉強され、ユーチューブにも上げています。

何があろうとも、少しも時間を無駄にしない姿勢はすばらしいと思います。

演奏の合間にして下さるお話も面白く、リストが沢山の編曲作品を作ったのは、テレビもインターネットもない時代に、王侯貴族ではない人たちも対象に、多くの人に音楽を届けるため、自分のピアノを各地に運びながら、一人でオーケストラやオペラを演奏するためだったという話には感動しました!

なるほど、そうだったんですね!

金子三勇士さんが常に音楽のために努力を惜しまない生き方をなさっている背後には、そのような大先輩リストの姿があったというわけですね。

 

バッハのインベンションの1番から始まって、数々の名曲が並び、最後はなんとベートーヴェンの第九の四楽章! リスト編曲ですが、合唱部には手が足りず、金子さん自らの編曲も加わっているそうです。

金子さんの、足を踏み鳴らすような独特の演奏法に、この曲はぴったりです。

私もこの曲は暗譜でオーケストラと一緒に歌ったことがあるので、その時の感動が甦りました。

自粛期間中でも、この大曲をつくりあげた金子三勇士さんに大きな拍手を贈ります!

 

演奏後の皆さんのお姿は神々しいです。

おめでとうございます!!

 

2021年04月19日

堀内弓月先生

4月からの、新任の先生をご紹介します。

堀内弓月先生です。

長くヤマハ音楽教室で教えていらしたベテランの先生です。

小さなお子さんでも、やる気にさせることが上手で、丁寧に指導して下さいます。

またすばらしい先生が加わりました!

本当にこまくさ音楽教室は良い先生ばかりで、恵まれています。

自信を持って、おすすめできる先生ばかりの、こまくさ音楽教室です!!

 

 

2021年03月21日

音符カードを作りました

ピアノ入門者の生徒さんのために、音符カードを作りました。

ボール紙にクレヨンで色を塗り、ラミネート加工したものです。

大きな五線の布(2畳ぐらい)があり、この上に載せて使います。

五線布の上を歩いて覚えることもできます。

音符をもう1セット、フェルトで作成中です。

小さな生徒さんは、はじめにCDに合わせてリズム体操をしたり、指の運動をします。

それから音符を覚えましょう!

2021年03月21日

ハンガリーと日本

ハンガリーはリストやバルトークなど、偉大な音楽家を輩出しています。
ハンガリーの音楽を愛好する日本人も多く、じつはハンガリーと日本には似ているところがあると言われています。
たとえばハンガリーはヨーロッパでありながら、名前が日本と同じ姓・名の順ですし、言葉に「てにおは」に当たるものがあり、また温泉大国でもあり、極め付けは赤ちゃんに「蒙古斑」があることです!
ハンガリー人の先祖であるマジャール人は、ウラル山脈の中南部の草原で遊牧生活をしていました。ウラル山脈はユーラシア大陸をアジアとヨーロッパに分ける山脈で、現在のロシアからカザフスタン(中央アジア)にかけての地域になります。
ハンガリー人の祖先は中央アジアのモンゴル系遊牧民であったといわれる由縁です。
一方、日本人の先祖には中央アジアやモンゴルの大草原の人々も含まれていますから(1%)、ハンガリーと日本の先祖に共通する部分があったということになります。
勢い、「日洪同祖論」なども飛び出すわけですが、これは俗説と言われています。
また「汎ツラニズム」という考え方があり、これは中央アジアを起源とする民族の民族的・文化的統一を主張する動きのことです。ツランとは、ペルシャ語で「中央アジア」のこと。
ツラニズムの範囲には諸説ありますが、ハンガリーと日本もツラン系民族に含まれていますから、広い意味ではハンガリーと日本はツランの仲間ということになります。
私たちがハンガリーの音楽に共感や郷愁を覚えるのは、じつに広大なユーラシアの先祖の交流があったということなのですね!
遠いようで実は近いハンガリー。
現在のハンガリー人は、ヨーロッパでの混血が進んで、外見は白人のようですが、じつはヨーロッパの中でハンガリーはアジアの要素が強く、かなり特殊な存在になります。
ハンガリーの先祖は馬に乗っていたので、日本とはかなり違うのではないかと思っていましたが、日本もユーラシアからもたらされた馬に古代から親しんでおり、信濃や甲斐も良い馬の生産地として飛鳥時代から注目されていました。
音楽の中に頻繁に聞こえる馬の足音が、遠くの先祖をつないでいる印(しるし)なのかもしれません。
ぜひハンガリーの音楽をきいてみて下さいね!

2021年03月08日

平瀬美奈子先生

こまくさ音楽教室の新任の先生をご紹介します。

平瀬美奈子先生は国立音楽大学教育音楽学科を卒業され、ピアノとリトミックの指導をなさっています。

レッスンでは「できた!」を大切に、優しくて暖かいご指導をしていただけます。

どうぞよろしくお願い致します!!

2021年02月28日

ショパコン・アジア大会で金賞 及びクラシックコンクール第三位!!

六年生の稲田つづるさんが、昨年12月に「日本クラシック音楽コンクール」の全国大会で、1位・2位なしの3位を受賞しました。

続いて2021年1月に、ショパン国際ピアノコンクールinASIAのアジア大会(ファイナル)で、金賞を受賞しました。

おめでとうございます!!

ショパン国際コンクール・アジア大会の演奏は、動画が公開されています。

https://www.chopin-asia.com/edition/22nd/results/22nd_prizewinners_jp.pdf

こちらからご覧になれます。

 

新聞社の取材に答える稲田さん。

 

お花を置いておきますね。

 

ついでに、最近お教室に来た妖精さんも。

 

2021年01月26日

プロコフィエフの小説

プロコフィエフは文学が好きで、自分で小説も書いていました。

この小説は21世紀になって、はじめて存在がわかり、日本語訳の「プロコフィエフ短編集」が2009年に発行されています。

読んでみると、本当に文章が上手く、プロの作家が書いたものと言われれば、そうかと思ってしまいます。作曲家は多才な人が多く、ショパンやメンデルスゾーンも絵が上手でしたし、ハチャトゥリアンは演劇が好きで役者になりたかったと言っています。

 

プロコフィエフの音楽作品同様、「ふつうに良いものは書きたくなかった」とのことで、かなりの皮肉や斜めの視線が感じられますが、執筆された当時はロシア革命後の混乱の時期で、より良い環境を求めてアメリカへ向かう長旅の途中です。精神状態も決して穏やかではなかったでしょう。

独自の発想が面白く、エッフェル塔が突然歩き始めたり、キノコの地下王国に少女が迷い込んだり、ニュヨークに蘇ったエジプトの王と石油王の対話など、ユニークな世界に誘われます。

 

アメリカへ行く途中に経由した日本で2ヶ月も足止めをくらい、日本の滞在記をしたためているところも興味深く、戦前の日本の様子を窺い知ることができます。

東京、横浜、京都、軽井沢などを訪れたプロコフィエフが、当時の印象を語りますが、日本についてはかなり良い思いを抱いていたようです。出版に際して編集されていなければの話ですが。

興味のある方はご一読ください。

 

 

2020年11月30日

コンクールの録画

今年のコンクールは、例年通りに実行されたものもありましたが、中止になったものもあり、また録画審査に変更されたコンクールもありました。

ピティナに次ぐ大規模コンクールの全国大会のため、録画審査で臨む生徒さんを応援するため、録画会場へ行ってきました。

すでに雪化粧をした朝の北アルプスのに簡単しながら県道を北上し、ホールに着くと、すでに生徒さんが録画の最中でした。

ホールで聴く生徒さんの演奏は、常にも増して美しく響き、うっとりしながらも2・3アドバイスし、あとは生徒さんの創造力に任せます。なかなか良い録画ができたと思います。後は結果を楽しみに待つばかりです。

入念に最終チェック。

 

そして本番!

 

 

帰りに近くの猫カフェに立ち寄りました。「ねこの森」です。

手前は保護猫だったソルト(白猫)と、スミオ(黒猫)、

台の上にいめのはラグドールのモカです。大きくて7キロもあります。

ラグドールは長毛ですが、毛が固まらないそうです。

ペルシャは毛が固まりやすいので、ラグドールの特性に驚き!

2020年11月30日

小倉貴久子「フォルテピアノの世界」第一回

小倉貴久子さんのコンサートに行ってきました。

久々の東京です。上野駅公園口を降りると、横断歩道と信号が無くなり、歩きやすくなっていました。

「フォルテピアノの世界」シリーズの第一回はベートーヴェンです。

ベートーヴェンの音楽はピアノの発達と共に変化、発展していくのですが、それはただピアノを受け取っていたのではなく、製作者と常に関わりながら、ベートーヴェンの助言によってピアノが発達して行ったことがよくわかりました。

 

ベートーヴェンが初期、中期、後期に使用していたピアノを再現してステージに3台並べ、それぞれの時代のピアノソナタを演奏するという、何とも贅沢なコンサートです。

 

ベートーヴェンは初めチェンバロからスタートして、ウィーンにデビューしてからはヴァルターのピアノを愛用していました。その頃に作曲されたソナタ ヘ短調 作品2-1。

現代のピアノよりも軽やかで爽やかな音色です。若々しく生命感のある演奏が当時を彷彿とさせます。

 

このヴァルターは松本にも来てくれたことがあります!(ウィーン 1795復元楽器)

 

中期の代表は「熱情ソナタ」ヘ短調 作品57

全楽章に渡って緻密に構築された「熱情」は非常に完成度が高く、ベートーヴェンの最高傑作とされています。大変情熱的でエネルギッシュ、大胆で斬新な作品が生まれたのは、当時ベートーヴェンがヨゼフィーネという貴族の令嬢と相思相愛だったからなのですって。

演奏はイギリスのブロードウッド。(ロンドン 1800年)

ヴァルターよりかなり大型になり、音量も増して、表現が多彩になります。

現代のピアノに比べると音の響きは強くはありませんが、比べようのない繊細な美しさがあります。ベートーヴェンが求めていた世界を知ることができる貴重な機会となりました。

 

後期の代表は「ハンマークラヴィーア ソナタ」変ロ長調 作品106

これは最も長大なソナタで、50分近くかかります。演奏するのも大変ですが、聴く方も長い旅に出るようなものです。

ベートーヴェンがバッハやヘンデルの研究をもとに、バロックの伝統的な音楽を新しいものとして作り直し、前人未到の音楽を創造しようとしたものです。4楽章はフーガになっています。

1~2楽章はウィーンのピアノで作曲していましたが、途中でイギリスの6オクターブのブロードウッドが贈られてきたため、1~2楽章と3~4楽章では音域が違っており、当時のピアノでは全楽章を一台のピアノで弾くことはできなかったそうです。

コンサートでは6オクターブ半のシュトライヒャーで演奏されました。

ダイナミックでありながら、繊細なイントネーションが可能なピアノです。(ウィーン 1845)

 

一晩でベートーヴェンの3つの時代、それぞれの時代の3台のピアノを堪能できるという、稀に見る貴重な体験をさせていただきました。

小倉貴久子さんは「このプログラムは正気の沙汰ではない」と言われたそうです。2時間を超えるプログラムを立派に終えられて、本当にすばらしい演奏でした!!

ご招待いただき、どうもありがとうございます。コロナ禍での開催をありがとうございます。

壮観です。手前がヴァルター。

2020年11月23日

秋、ハロウィン・・・

そうこうしているうちにハロウィンとなり、生徒さんがお姫様になってやって来ました。

あまりにも可愛らしいので、思わずスマホに手が伸び、パチリと一枚。(今はパチリなんて言わないかな、何というの?)ありがとう、白雪姫さん。

 

空には美しい秋の雲が。

乗鞍に沈む夕日を時々見に行きます。

写真ではわかりにくいですが、彩雲も見られました。

彩雲を見ると、良いことがあるそうです!

 

松本城も紅葉しています。バックに北アルプスの姿が。

 

松本神社の紅葉がきれいです。

 

2020年11月08日

クラシック音楽コンクール本選

クラシック音楽コンクール本選の審査員をつとめ、50人の審査を致しました。

50人の演奏を集中して聴き、講評を書いて採点をするというのは、なかなか大変な作業ではあります。

でも小学生から大人までの皆さんの、音楽愛あふれる真剣な演奏を聴いて、こちらも全力で応えさせていただきました。

可愛らしい小学生の演奏から、なかなか立派な高校生の演奏、そして忙しい社会人でありながら音楽を続けていらっしゃる大人の方まで、それぞれに個性あふれる自由な演奏を聴かせて下さいました。

結果はどうあれ、全員が音楽に向き合う姿勢はすばらしいものだと思います。

 

今回の会場は、まつもと市民芸術館の主ホールという大会場です!

サイトウ・キネン・フェスティバルの仕事をしていた時によく来ていたので、なつかしく思いました。

楽屋もこんなふうにきれいです。

 

右側のドアの中が大きな楽屋。オペラの時は衣装がずらりと並びます。

 

主ホール楽屋入り口です。公演後にサインなどをするところ。

 

ここへ来るといつも思ってしまいます。

右は「じょうず」、左は「へた」。 う~ん、右へ行きましょう。

 

ムーサ ピアノスクールの生徒さんが2名、本選に合格しました!

12月の全国大会へ進みます。

2020年11月08日

モーツァルトの音楽療法

 

モーツァルトの音楽は健康に良いと、よく言われますが、「自律神経を整え」「免疫を高める」と新聞に載っていました。

埼玉医科大学名誉教授の和合治久氏によると、モーツァルトには4000ヘルツ以上の高周波音と、心地よく感じられる和音が豊富に含まれており、背骨から副交感神経の出口となるところはちょうど4000ヘルツ前後が対応しているそうです。

モーツァルトを30分聴いた時の結果、次のようなことがわかりました。

・唾液の分泌量が増加

・手の甲の表面温度が上昇

・消化酵素の唾液アミラーゼが増加

・唾液に含まれる免疫物質が増加

・血液中のリンパ球が増加

・ストレスホルモンが減少

・運動後の血圧低下が早くなる

 

モーツァルトを聴くと、免疫を高め、副交感神経にスイッチが入って体温が高くなる、唾液がよく出るようになる、血圧が安定する、認知症予防につながることがわかっています。

 

生演奏が最も効果的とされますが、もちろんCDを聴いても効果があります。

皆さま、モーツァルトを弾きましょう! 聴きましょう!

2020年11月08日

ハーモニーホールの弾き込み

 

ハーモニーホールのピアノの弾き込みを行ないました。

ピアノのアクション(音を出す装置)は、いつも動かしていないと調子が悪くなってしまい、音も変化してしまうので、定期的に演奏して動かす必要があります。

とくに今年はコロナの影響で、2月からコンサートの中止が続いたので、半年間全く演奏されることがありませんでした。

かわいそうなスタインウェイに触れてみると、ちょっと眠そうですが、だんだん本領発揮で味わいが出てきました。

弾き込みは4時間半2回で、合計9時間弾きました。

はじめはそんなに弾けるのかなと思いましたが、弾いているとすぐに時間が経ってしまいます。

バッハから始まり、モーツァルトとベートーヴェンのソナタを弾くと、ソナタは1曲30分ぐらいかかってしまいますから、すぐに2時間ぐらい経過してしまいます。

もっと他の曲を弾かなくてはと、ショパンやドビュッシーを弾きます。

細かい動きの状態を確認した後は、大音響も鳴らしてみましょうということで、バッハ=ブゾーニの「シャコンヌ」や「展覧会の絵」を弾いてみると、スタインウェイのすばらしい能力全開で重厚な音色がホール全体に響き渡り、ステージの床も振動しています。

強大な音量や実際の振動から、豊かな倍音に包まれると、呆然とするほどの感動に襲われます。自演で感動するのですから、お手軽なものです。

世の有名ピアニストたちも、絶対に自分の演奏に感動していると思います!

 

超絶に難しい曲や、激しく盛り上がる曲もいいですが、私が好きな曲は天上的な響きがする曲。

バッハで宇宙へ旅し、モーツァルトで天空を飛びます。

バッハの曲は全て好きですが、この頃のお気に入りはカンタータ「羊は安らかに草を食み」で、今年90代で亡くなったレオン・フィッシャーの演奏は最高でした。

バッハは「平均律」から「ゴールドベルク変奏曲」や「フーガの技法」まで毎日必ずどれかを弾いています。バッハを弾かないと、何か落ち着かない感じがします。

モーツァルトの音楽は、やはり地上よりも浮いたところにあります。ソナタは全曲弾いたことがありますが、とくに好きなのはソナタ5番の3楽章の第11変奏で、まさに天の調べです。

ベートーヴェンの「ワルトシュタイン」の最後のコーダも好きです。この天上の音楽に到達するために、1楽章から延々と弾くというのが良いのですね。

ショパンの「舟歌」の最後も飛びます。

ラヴェルの「鐘の鳴る谷」も天使の風が吹き渡るようですね。

あと最近弾いていたのは、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」のピアノソロ版や、ラヴェルのト長調のコンチェルトの2楽章など。

今は、昔コンサートで弾いたことのあるシューマンの「謝肉祭」を弾いてみたりしています。35ページぐらいありますが、昔は長いとも思わなかったし、暗譜するのも簡単でしたから、若いってことはすごいなあと思います。

 

とにかく名曲は山のようにありますし、弾いても弾いてもまだ弾いていない曲があります。

これほどの人類の遺産を作ってくれた作曲家たちに感謝です!!

こうやって音楽に浸れる環境をありがたく思います!

 

 

2020年11月08日

発表会2020

ムーサ ピアノスクールと こまくさ音楽教室の発表会を行ないました。

朝から夜までのマラソンコンサートです。

今年は感染症対策のため、少人数のグループごとに分け、演奏中以外はマスク着用、当日の体温測定、演奏前後の手指消毒を行ないました。長野県以外の方は入場できなかったことを大変申し訳なく思います。

今年は学校の長い休みがあり、自粛生活が続いたので、久しぶりの発表の機会を皆さんが喜んで下さったようです。

いつもは個人レッスンを行なっているだけなので、例年より少ない人数のグループとはいえ、こんなに沢山の人が集まったのは久しぶりでした!

マスクをしながらですが、生の演奏を聴けたのは本当に良かったですね!

自粛生活とはいえ、子供さんは日々成長しています。

1年ぶりの皆さんの成長がわかり、とても嬉しく思いました。

どんな時でも、人間にとって 音楽はなくてはならないもの!

今年はそれをますます思い知らされた年でもありました。

私たちは音楽の灯火を守り続けます!

 

みんな美しくて天使のようです。男子もりりしくて王子様のようです。

 

情熱的な演奏を聴かせてくれます。

 

「花のワルツ」でお花の妖精になったようです。

 

クールなジャズのトリオです。

2020年10月26日

ミュシャの「舞踏」

松本市美術館でミュシャの展覧会が始まり、オープニング式典の時には招待されたので参加しました。

 

ミュシャなら誰もが知っていますが、やはり本物の原画は迫力があります。

絵画作品だけではなく、ミュシャの影響を受けたデザイナー、イラストレーター、漫画家の作品も網羅されているのが見どころです。

ミュシャ以後のデザイナーたちに与えた影響はとても強大で、これほど多くの人が影響を受けたことに驚かされます。

日本の少女漫画にまで影響を与えていたのですから、私たちもそれを読んで育った世代として、ミュシャの影響を間接的に浴びていたわけですね。

 

中でも「舞踏」が気に入ったので、ピアノサロンに飾るために購入しました。

この少女のイメージは、ピアノの生徒さんたちに重なって感じられるのです。

みんなも自由に楽しく踊りましょう!

 

ミュシャ「舞踏」

 

2020年10月26日

今年の生活

今年は行事が少なく、ブログの記事も少ないのですが、今まではいつも移動や刺激の多い生活をしていたのだなあと気づかされます。

今は静かな生活を送っていますが、その分今までやりたくても時間がなくて出来なかったことが出来たりして、とても充実しています。

たとえば見たかった映画(DVD)を見たり・・・だいたいは音楽映画を見ます。今年の映画では「キャッツ」や「ジュディ」、少し前の「マリア・カラス」、そして古いミュージカルなどを見ました。

とくに今年は今までに見る時間がなかったバレエの映像にハマり、ヌレエフやバリシニコフ、ジョルジュ・ドン、ポルンスキーなどのダンスに驚嘆しました。パリ・オペラ座のドキュメンタリーやバレエ映画を見ています。

そしてもちろん、音楽コンサートのDVDを見たり・・・これで世界の音楽祭に参加した気分になったりして、お手軽な海外旅行・時間旅行が可能です。ドイツのバッハ音楽祭やロンドンのプロムスに行ったつもりになれます。

また、真面目にベートーヴェンのピアノソナタの分析もやっています。これが時間がかかって面倒なのですが、やってみると面白くて楽しめます。やはりベートーヴェンの音楽の作り方はすごいです!

そして当然ですがピアノを弾いています。今までに弾いたことのある、あらゆる曲や、まだ弾いたことのない曲やら・・・ピアノサロンでスタインウェイを弾いていると、自分で自分の音に感動して酔ったりしてしまいます。まるで一人芝居みたいなのですが、手前味噌で申し訳ありません。

 

あまり変化のない、刺激のない生活をしていると、道を歩いていても草花に目が止まったり、星の光が気になったりします。今日も乗鞍に沈む夕日がとてもきれいで、夕焼けの雲の色が刻々と変わる様子が、まるで雄大な空のシンフォニーのようでした。

今日も、刺激のない一日に感謝いたします!

 

 

 

 

 

2020年10月26日

第30回日本クラシック音楽コンクールの審査員

 

 

8月10日に、第30回日本クラシック音楽コンクール予選の審査員をつとめました。

今年はほとんどのコンクールが中止や録画審査になっている中、クラシックコンクールは会場で開催されたため、音楽ホールへ入ったのは半年ぶりのことでした。

音楽ホールを生息地とする私達にとっては、まさに生き返ったような、水を得た魚のような心境です!

今年は例年より参加者が多く、50名ほどを審査しました。

やはり皆さん演奏の場所を求めていらっしゃるのですね。

皆さん暑くても、コロナの中でも変わらずに真摯にピアノと向き合っていらして、その無心な演奏に思わずウルッと来てしまいました。

 

やはり私たち音楽人は、音楽を食べ物として生きているんだなあと実感します。

昔、恩師の先生が「良い音楽を聴くと、おなかが一杯になる」とおっしゃっていましたが、まさに音楽は私たちにとって不可欠な食料なのですね!

せっせと食べましょう、音楽を!

 

クラシックコンクール予選では、生徒さん2名が合格し、本線へ進みます。

また、先日のDVD審査だった「ジャパン・ピアノコンペティション」では、全国で10名の優秀者の中にIさんが選ばれて、12月に広島で行なわれるコンサートに出演する予定です。

 

 

 

2020年08月12日

おうちで芸術館

長野市芸術館が「おうちで芸術館」という動画配信を行なっています。

 

 

長野市芸術館ゆかりの演奏家たちが出演しています。

松本ピアノ協会や松本ピアノフェスティバルの、お仲間のピアニストたちも揃って美しい音を聴かせてくれますので、よろしければぜひご覧ください!

山本貴志さん、松本和将さん、深沢雅美さん、神林杏子さん、宮入柚子さん等が演奏しています。

雨が多い季節ですが、音楽を聴けば心が晴れますね!

2020年07月06日

デュフィと音楽

3月7日の美術館コンサートは中止になりましたが、コンサートのために準備していた「デュフィと音楽」の関わりについて、ここに載せておきます。

デュフィは音楽に関する絵画が多く、絵をスクリーンに投影しながら演奏する予定でしたので、そのための解説をメモしたものです。

 

モーツァルトに捧ぐ

 

<デュフィと音楽>  2020年3月7日 松本市美術館コンサート 

 ラウル・デュフィ(1877〜1953)は、マチスと共にフォービズム(野獣派)の一員とされます。
デュフィの家族には音楽家が多く、父はアマチュアの教会の指揮者兼オルガニストであり、母はヴァイオリニストでした。兄弟のうち二人は音楽家となり、ピアノとフルートを演奏しました。
そのような環境で育ったため、デュフィの絵画には音楽を題材にしたものが多数存在します。また絵画、版画の他、テキスタイルのデザインやジャン・コクトーの舞台デザインも行なっています。
パリでの友人関係には、ピカソ、マチス、シャガール、ブラック等がいました。

◎デュフィが描いた音楽家たち。
▶︎バッハ(1685〜1750)
・バッハの音楽は絵画的というよりは数学的、幾何学的であり、メビウスの帯やクラインの壷のような音楽や、射影平面の音楽があるとされます。
(射影平面とは、2次元に無限遠点が追加され、通常は交わらない平行線が無限遠点で交点を持つ)
・ バッハの孫ヨハン・セバスティアン・バッハは画家になり、風景や人物、歴史、神話の世界などを描きました。作品は現存しています。
・ バロック時代の美術は、ギリシア神話や聖人、王侯貴族の肖像画等が中心でした。カラヴァッジョ、エル・グレコ、ベラスケス、ルーベンス、レンブラントなどがいます。
・ 1710〜60年はロココ時代。

▶︎モーツァルト(1756〜1791)
・ モーツァルトの言葉。「私は見事な絵画や美しい彫刻を見るように、一目でその曲を見渡すことができます。」

▶︎フォーレ(1845〜1924)
フォーレは直接デュフィとの関係があるかわかりませんが、孫のフォーレ・ハラダは日仏混血の画家でした。国籍は日本。母は日本人ピアニストです。日本とアメリカで暮らし、外国人に墨絵を教えました。
また、フォーレは後にドビュッシー夫人となったエンマ・バルダックと交際していたそうです。

▶︎ドビュッシー(1862〜1918)
・ ドビュッシーが生きた19世紀半ばから20世紀の初めは、音楽と美術や文学、舞台芸術などが互いに密接に関わり合った時代でした。美術や音楽にインスピレーションを受けた音楽が生まれ、また音楽に着想を得た多くの美術や文学作品が制作されました。
・ とくにドビュッシーと美術の関わりは深く、「音楽と同じくらい絵が好き」と語っていたほど。アンリ・ルロールやモーリス・ドニなどの交流のあった画家たちや、イギリスのラファエル前派の影響を受けて作曲しました。
ドビュッシーの音楽に影響を受けた画家も少なくありませんでした。
・ ドビュッシーの作品には「版画」や「管弦楽のための映像」など、視覚芸術的な標題を持つものがあり、またオーケストラ曲「海」の楽譜の表紙には、葛飾北斎の浮世絵「神奈川沖浪裏」が使われています。 
・ ドビュッシーの「喜びの島」は、ルーブル美術館にあるヴァトーが1717年に描いた「シテール島への巡礼」に触発されて作曲されたものです。(シテール島とは、エーゲ海にあるヴィーナスの島)
・ ドビュッシーは、ドガ、ルノワール、モネ、ヴュイヤール、カミーユ・クローデル、モーリス・ドニ、ボナールらに大きな関心を持っていました。
・ ドビュッシーの眼は常に新しい芸術に向けられていて、それまでの音楽アカデミズムの枠を越えて、音楽に一大革新をもたらしました。そのための大きな刺激となったのは、同時代の絵画でした。

◎アポリネール(1980〜1918)
・ 初めは美術批評家として出発し、あらゆる前衛芸術に関わりを持ちました。ピカソやブラック、キリコなどを次々に世に紹介しました。
・ パリの芸術コミュニティで最も影響力のある芸術家であり、詩・小説・演劇を横断して、近代詩から現代詩の方向を決定付けました。
・ キュビズムやシュルレアリズムという用語を作り、運動を擁護しました。
・ マリー・ローランサンと交際していた時期があり、二人の絵をアンリ・ルソーが描いています。マリーは彼にとって愛と芸術の女神でした。
・ アポリネールの結婚式にはピカソも出席しました。
「動物詩集」を書くきっかけは、ピカソの木版画でした。
・ ローマ生まれ。父はイタリア貴族で、母はポーランドの貴族出身です。
・ この時代に、アポリネールが果たした役割は絶大でした!!

2020年03月04日

新任の伊藤訓子先生をご紹介します

1月から、ピアノの伊藤訓子先生が着任されました。

武蔵野音大ご出身で、演奏活動をなさっています。

小さいお子さんにも優しく丁寧に教えて下さいますので、どうぞよろしくお願いいたします!

 

 

伊藤先生とは、猫つながりもありまして、猫の保護施設「もふもふ堂」に共通の知人があり、

そこから伊藤先生は2匹の猫を引き取り、私も最近一匹の猫を預かっています。

今お世話している猫です。飼い主さんが入院中なので。

さびしいけど、がんばるにゃ。

 

 

2020年03月01日

美術館コンサート 3月7日

松本市美術館で「ラウル・デュフィ展」が始まりました。

会期中の3月7日に、美術館にてコンサートを行ないます。

デュフィは両親が音楽家で、音楽に造詣の深い画家です。

音楽を描いた作品も多く、それらに関係した曲を演奏します。

とくにアポリネールの詩にプーランクが作曲し、デュフィが版画を制作した「動物詩集」は、画像をスクリーンに投影しながら演奏しますので、必見のお楽しみです。

演奏は津田裕子(ピアノ)、塚本敦子(ピアノ)、倉科有紀(ソプラノ)です。

お席に限りがありますので、どうぞお早めにお申し込みくださいませ。

先日行われたオープニング・セレモニーにて。

2020年01月31日

ワルツの体験講座

2月9日に、ワルツの体験講座を行ないます。

ワルツを弾いたことがある、弾いている人は多いのですが、ワルツを踊っている人を見たことがない、自分も踊ったことがない、という人も沢山います。

そこでワルツを実際に踊ってみる講座を企画しました。

子供さんも大人も、どなたでもご参加可能です!

参加費五百円で、保護者の方は無料です。

2月9日の午後1時~2時半まで、島立公民館。

すべりやすい靴をお持ちください。上履き可。なければ靴下でも大丈夫です。

寒い日々ですが、踊れば暖かくなること請け合いです。

ダンスの先生が、楽しく踊っていただけますようお待ちしております!

お申し込みは「こまくさ音楽教室」へどうぞ。

 

2020年01月31日

ヴァイオリンを開講します!!

お待たせいたしました!!

4月から、待望のヴァイオリンコースを開講いたします。

講師は元蟻ケ崎高校と深志高校の音楽科教諭の、深澤厚先生です!

深澤先生のヴァイオリンは、とても柔らかく美しい音色で、音楽の感動を大切に、弾ける喜びが味わえるように、基礎から丁寧に教えて下さいます。

お問い合わせは、どうぞ「こまくさ音楽教室」へ!

 

2020年01月31日

老人ホームでボランティア

1月13日にピアノスクールの有志の皆さん「ピアノ弾き隊」チームで、老人ホームへ演奏のボランティアに行きました。

可愛い皆さんが上手に演奏したので、お年寄りの方たちもびっくりしたり、喜んだりして下さいました。

最後に全員で「1月1日」「たこのうた」「雪」「冬景色」を歌いました。

生徒さんたちには、ピアノを弾くと皆さんに喜んで貰えるんだな、という体験をしていただきたく、このような活動をしています。

これからももっと楽しい会になりますよう、少しでも地域のお役に立てますように、つとめていきたいと思います。

 

2020年01月15日

ショパンコンクールinアジア2020

ショパンコンクールinアジアの全国大会でで、6年生のMさんが奨励賞を受賞し、ファイナルのアジア大会に参加しました。

お正月も休まずに練習し、本当によくがんばりました!

おめでとうございます!!

 

2020年01月15日

宮入柚子さんのサロンコンサート

12月に宮入柚子さんのサロンコンサートを行ないました。

宮入さんはポーランドでショパン大学の研究科を修了され、現在はベルギーのブリュッセル王立音楽院で学んでいます。

イタリアのコンクールにも挑戦し、入賞を重ねていらっしゃいます。

そんな宮入さんの、磨きのかかった演奏を間近に聴くことができて、まさに王侯貴族になったような心境でした。

曲目はオールショパンの、バラード、スケルツォ、ノクターン、マズルカ、ソナタでした。

 

演奏後に皆さんでお茶を飲みながらお話をします。

やはりポーランドとベルギーでは、かなり演奏法が違い、苦心されているそうです。

ブリュッセル王立音楽院では、フランス語と英語の授業があり、フランス語を選択されたとのこと。

コンクールの時、オーケストラの団員が休憩時間にお酒を飲んでいるので驚いたとおっしゃるので、「コンクールの審査員もワインを飲んでいるでしょう?」と言うと、その通りだそうです。

日本と違って面白いですね!

これはコンサートが終わってから、生徒さんが弾いているところ。

良い演奏を聴くと、弾きたくなりますよね!

来年も1月に老人ホームのボランティア、2月にワルツを踊る講座を企画しています。

どうぞ皆様、ご参加ください!!

2019年12月27日

ポピュラーピアノコースを新設

2020年1月より、ポピュラーピアノのコースを新設します。

担当はジャズピアノの山崎洋美先生です。

リズムにのって楽しく弾きましょう!

 

2019年12月27日

十三世紀の楽譜

上野の西洋美術館で「ハプスブルグ展」を見ましたが、同時に「ゴシック写本の小宇宙」をやっていたので観覧しました。

これは医師の内藤裕史氏が、パリのセーヌ河畔のワゴン店から掘り出してコレクションされた希少な写本で、なんと十三~十四世紀の手書きの実物です。

昔はまだ印刷がなかったので、聖書などを全て手で筆写していたのですね。

もちろん楽譜も筆写でした。

私もセーヌ河畔のワゴンで十八世紀のネウマ譜(昔の楽譜)を買ったことがあるので、とても興味深く拝見しました。この十八世紀のものは、額に入れて「こまくさ教室」に飾ってあります。

内藤氏のコレクションはカラーで、文字の装飾もとてもきれいです。

昔は文字や書物や楽譜をとても大切にしていたのですね。

 

上の方に四線の楽譜があります。

まだ音符は丸ではなく、四角いネウマです。

これがグレゴリオ聖歌です。

まだ私達が使っている5線の楽譜はなかったのですね!

2019年12月27日

スタインウェイコンクール

11月に東京でスタインウェイコンクールがあり、生徒さんが奨励賞をいただきました。

スタインウェイが沢山あるショールームで、色々なスタインウェイに囲まれて、すばらしい楽器を演奏することができました。

皆さん腕に自信がある方の中で、モーツァルトは丁寧に、バルトークは堂々と演奏しました。

おめでとうございます!

入賞者の皆さんで、1月にガラ・コンサートがあります。

2019年12月27日

松本駅ピアノで生徒さんが演奏

今日の午前は、松本駅のピアノで生徒さんたちが演奏しました。

駅のざわめきはありましたが、皆さんとても素敵な演奏を聴かせてくれたので、駅を通る人達も足を止めて聴いて下さいました。

だって皆さんとても上手で、すばらしい演奏ですからね!

 

2019年11月10日

発表会2019

こまくさ音楽教室と、ムーサ ピアノスクールの合同発表会を、音楽文化ホールのメインホールで行ないました!

会場は広いし、ステージも広い、ピアノもスタインウェイのフルコンサートグランドです!

このホールは音の響きが良く、世界最高の演奏家も訪れて、レコーディングにも使われている、みんなの憧れのホールです!!

 

年少さんから小学生の生徒さんたちも、がんばって弾きました!

 

パイプオルガンもあり、客席の端から見ると、こんなにステージが

大きく見えるのです。

 

演奏後は写真撮影のため、ロビーが混み合っています。

 

最後は恒例のジャズ・ピアノで盛り上がります。

 

午前10時から夜まで長時間の発表会でしたが、みんなとても一生懸命のすばらしい演奏でした!

こまくさ音楽教室の先生方も疲れを見せずに、とても温かくお世話をしてくれました。

私もヴァイオリン演奏の伴奏ができました。

皆様、本当にお疲れさまでした!

一年間の成果を実らせることができて、本当にうれしく思います!

2019年11月06日

「音楽の世界」秋号

日本音楽舞踊会議発行の「音楽の世界」秋号に原稿を書きました。

松本ピアノフェスティバルについてと、夏に訪れたロンドンで聴いた「プロムス」についてです。

「プロムス」はプロムナード・コンサートの略で、100年以上続いている世界最大の音楽祭です。

松本ピアノフェスティバルのページには、ロビーコンサートやショパンマラソン、ジュニアピアニスト・アワードのリハーサル風景、イブ・アンリ先生のレクチャーコンサートの写真も掲載されました。

松本ピアノフェスティバルは、だんだん全国的に知られるようになってきています。

みんなで盛り上げていきましょう!!

 

2019年11月06日

上高地でコンサート

10月22日に上高地から少し上がったところの「徳沢ロッジ」で、フルートとデュオのコンサートを行ないました。

今までに沢山のコンサートを行ないましたが、こんなに山の中で演奏したのは初めてです。標高1500メートルなので、下界とは違って、とても爽やかです。

台風が近づいて雨が心配されましたが、当日の午後にはすっかり晴れ渡り、遠方からのお客様もいらして下さいました。外は寒くても室内は暖かく、ホットなコンサートになりました。

 

翌朝は6時に起きて、アルプスの朝焼けを見に行きました。

以前から見たいと思っていた念願の「モルゲンロート」を目の当たりにすることができて、本当に嬉しく感激でした!!

下方の水にも「逆さモルゲンロート」が映っています。

 

帰りは徳沢から河童橋まで歩いて降りました。

ちょうど紅葉の季節を堪能することができました!

 

上高地は何回来てもすばらしい景勝地。

雲ひとつない晴天に恵まれました。

 

2019年11月06日

映画「蜜蜂と遠雷」

 

 

台風19号は各地に大きな被害をもたらしました。

12日は午後から台風が襲来するという予報だったので、午後のレッスンはお休みにして本当に良かったと思います。遠方から通っている生徒さんが、あわや被害に巻き込まれるところでした。

13日は東京へ行く予定だったのですが、東京への交通機関が全てマヒしているため、地元で映画を見ました。かねてから話題になっていた「蜜蜂と遠雷」です。

これは浜松ピアノコンクールをモデルにした、ピアニストの卵たちの物語なのですが、私が興味を持ったのは、実写版で演奏を担当するピアニストたちでした。

主人公の4人のコンテスタントを、俳優の松岡茉優、松坂桃李、森崎ウィン、鈴鹿央士が演じており、それぞれのピアノ演奏を川村尚子、福間洸太朗、金子三勇士、藤田真央が担当しています。

松岡茉優の演奏シーンでは、全身や顔が映るときは松岡さんですが、手だけの映像になると川村尚子さんになっています。他のキャストもそうなっているのでしょうね。

とくに金子三勇士さんと藤田真央さんはよく知っているので、森崎ウィンの時は金子さんの演奏だな~

と思いながら、鈴鹿央士の時は藤田さんだ~と思いながら聴くと、とても面白かったです。

金子三勇士さんと森崎ウィンさんは、二人ともハーフで、お顔も似ています。

鈴鹿央士の役は、父親が養蜂家で各地を転々としていたため、自分のピアノを持たず、音が出ない鍵盤だけで練習していた天才少年という設定です。これは「ピアノの森」の一ノ瀬カイと似ていて、あり得ないファンタジーなのですが、みんなの憧れの投影なのでしょう。

現在ならば電子ピアノを持って移動できるだろうに、と突っ込みたくなります。

演奏曲目は、プロコフィエフのコンチェルト2番と3番、バルトークのコンチェルト3番、そして新しい委嘱作という渋い曲が並びますが、きっと曲を知らなくても楽しめると思います。

「世界は音楽に満ちている」と言われても、そんなこと当たり前なんですけど?

ピアノが好きな人はぜひご覧になってください!

 

 

2019年10月14日

楠原祥子リサイタル&ワルツ講座

10月5日・6日に「カフェ・プレイエル」で、楠原祥子先生のリサイタルとワルツ講座、公開レッスンを行ないました。

約百年前のプレイエルとエラールを使い、ショパンの当時に近い音色を浴びながら、楽しく学ぶことができました。

東京や大阪からの参加者もあり、皆さん熱心に聞き入っていました。

どうもありがとうございました!!

 

 

2019年10月06日

スタンドアップ・クラシック・フェスティバル

横浜の赤レンガ倉庫で行われた「スタンドアップ・クラシック・フェスティル」に行ってきました。

横浜港の赤レンガ倉庫が再開発されて、様々なショップが入っているところに野外ステージを2ヵ所作り、二日間にわたって様々な演奏が繰り広げられます。

野外ステージは天候に左右されますが、当日は曇りで暑すぎず、なかなか良い天候に恵まれて、涼しい海風に吹かれながら、快適にコンサートを楽しむことができました。

出演者は現在の人気若手が勢揃いし、松下奈緒さんの司会で、宮本笑里のヴァイオリン、三浦一馬のバンドネオン、ナオトのヴァイオリン、ミュージカルのステージなどを聴きました。

最後には反田恭平のコンチェルトがあったのですが、そこまでは聴けずに残念でした。

前日には藤田真央や、鍵盤男子、ピアノジャックなどもあったそうです。

 

ステージの隣で何かの宣伝の音楽をやっているので、演奏と混じってしまうのが残念でしたが、会場を見回すと、来場者の年齢が若く、芝生に寝転んだりして、皆さんが思い思いに楽しんでいる様子がよくわかりました。

さすが横浜は370万都市なので、ステージの規模も大きく、羨ましい限りです。

イープラスとソニー音楽財団、セゾンカードなどが主催しています。

 

 

帰りに横浜中華街の肉まんなどを買って、楽しい一日でした!

2019年10月04日

楠原祥子リサイタルとワルツ講座

10月に楠原祥子先生をお招きして、5日にリサイタル、6日にワルツのレクチャーコンサートを行ないます。

場所は波田の「カフェ・プレイエル」で、百年前のピアノ、エラールとプレイエルを使用します。

ショパンがお好きな方は、ぜひおいでください。お待ちしております!

先日は準備のために松本へいらした楠原先生とお会いし、お食事とお話を楽しみました。

なにしろ、楠原先生とは桐朋の同級生なので、お話は尽きないのですよ。

リサイタルとワルツ講座、楽しみにしております!

 

2019年09月05日

大人のピアノ・カフェ

9月1日にピアノサロンで、大人の生徒さんたちによる「ピアノ・カフェ」を開きました。

皆さんが好きな曲や練習中の曲を持ち寄って、バッハ、ショパン、ブラームス、グラナドスなどを演奏しました。演奏の前に曲目解説をしていただいたことで、聴く側でも曲の理解が深まり、今まで知らなかった知識も得られました。

演奏後にテーブルを囲んで軽食を食べながらお喋り。音楽談義に花が咲いて、楽しい2時間半は、あっという間に過ぎてしまったのでした。

次はいよいよ11月の発表会ですが、また来年ピアノ・カフェを開きましょうというお約束をしました。

やはり音楽+飲食+お喋りは最高ですね!

 

最近、仲間になったイギリスのアンティーク椅子。

背もたれの木彫りは、ヘッペルホワイトという様式だそうです。

 

2019年09月05日

ロンドン旅行3

ハロッズの3階にピアノがあるという噂をきき、わざわざ行ってみました。

1階のインフォーメーションできいてみると、「ピアノを買いたいのですか?」ときかれ、いえ、あの、その、見たいのですがと、しどろもどろに。

3階には目当てのベヒシュタインはなくて、エーデルワイスという知らないピアノがありました。

エーデルワイスとはどこのピアノでしょう? ネットで探しても出てきません。

どなたかご存じの方は教えてください。

 

ヴィクトリア&アルバート博物館へ行きました。

ここにも古い楽器があります。

 

これはナショナル・ミュージアムで見た音楽の守護聖人セシリアです。

 

それからスイスへ行き、レマン湖のほとりで、しばしゆっくり過ごしました。

今年は本当にすばらしい夏休みを過ごすことができて、全てに感謝です!!

 

2019年08月16日

ロンドン旅行2

ロンドンの北へ地下鉄で1時間ぐらいのところにあるハムステッドの「フェントンハウス」を訪ねました。

フェントンハウスは古楽器の博物館ですが、素敵な建物で、お庭はイングリッシュガーデンになっています。

 

古楽器はほとんどチェンバロです。豪華な装飾は貴族の館にあったものですね。

 

こんなに珍しい楽器も。ネックが2本あります。

 

 

なんとメンデルスゾーンの自筆譜がありました。

ロンドンにはヘンデルが住んでいましたし、モーツァルトやショパンも訪れています。

やはりロンドンは古くから音楽のメッカだったのですね。

 

お庭は本物のイングリッシュガーデンで、左奥の白い家はメリー・ポピンズのお話に出てきますし、右側にはピーターパンの舞台になった家がありました。まさにイギリスですね!

 

室内の装飾が素敵です。カーテンとソファが同じ布地で統一されています。

 

2019年08月15日

ロンドン旅行1

8月にロンドンへ行ってきました。

ロンドンといえばこんな感じですね。

 

さっそく王立音楽院を訪ねましたが、ちょうど工事中で中へ入れず残念でした。

多くの優れた演奏家を輩出しており、日本からの留学生もいます。

 

王立音楽院の向かいに、ロイヤル・アルバート・ホールがあります。

1871年の開設以来、150年の間音楽やイベントが行われています。

キャパは8000人ぐらいで巨大です。

ボックス席ではお料理を注文して食べたり飲んだりすることができるので、上流階級の人は飲食しながら鑑賞を楽しんで来たのですね。

一般の人にとっても、コンサートは人付き合いの場となっており、開演前や幕間の食事を楽しんでいます。

 

夏にはプロムスという100年以上続いている、世界最大の音楽祭が街中で行われており、この日はシベリウスのシンフォニーと、ヴァイオリンコンチェルトを聴きました。

BBC交響楽団の演奏はなめらかで美しく、ハンガリーのヴァイオリニストも卓越したすばらしい演奏でした。海外のコンサートでいつも、音が軽やかで上に舞い上がっていく快感を覚えます。本当にここまで来たかいがありました!

驚いたのは、1階のアリーナは皆さん立ち見だということで、年配の方もずっと立ったまま聴いています。本当に皆さん音楽が大好きで熱心に聴いています。

 

 

 

2019年08月15日