昨日、稲田つづると、水野はるかのコンサートを開きました。
二人とも、十年来のムーサ ピアノスクールの生徒さんです。
この4月から、稲田さんが東京の音楽学校へ進学するため、教室の卒業コンサートを企画しました。
はじめはお世話になった方や、お友達を招いて、聴いていただこうと思っていたのですが、
新聞で紹介していただいたりして、だんだん話が大きくなり、とうとう小ホールではお客様が入りきれないほどの大盛況になってしまいました。
会場内が定員オーバーになったため、急遽ロビーや練習室に椅子を並べて、モニターで視聴していただくことになりました。せっかく足を運んで下さったお客様たちに生で聴いていただくことができず、本当に申し訳なく思っております。
演奏がはじまると、多くのファンの方が「息をのんで」「釘付けになって」聴き入って下さったそうです。皆さんに喜んでいただけて、本当に良かったと思います。
水野さんは、ショパンコンクール・インアジアの全国大会で奨励賞を受賞したワルツの1番や、長野県ピアノコンクールで「大賞」を受けたペートーヴェンのヴァリエーションなど、
稲田さんは。ラフマニノフ国際ピアノコンクールでラフマニノフ賞を受賞した前奏曲や、音楽高校の受験に合格したリストの「ため息」など、それぞれ思い出のある曲を、心を込めて演奏しました。
演奏者の純粋な音楽への情熱が伝わり、皆様の感動と励ましがまた演奏者に伝わり、ステージと客席の間に大きな共振が起こりました。それがまた輪を描いて大きな共鳴になって広がりました。
これこそが「音楽の力」ですね!
2時間20分に渡るコンサートを、最後までお聴き下さったお客様方に感謝を申し上げます!
はじめてのコンサートを立派にやり遂げた、若き二人に賞賛を贈ります!
おめでとうございます!!