8月にロンドンへ行ってきました。
ロンドンといえばこんな感じですね。
さっそく王立音楽院を訪ねましたが、ちょうど工事中で中へ入れず残念でした。
多くの優れた演奏家を輩出しており、日本からの留学生もいます。
王立音楽院の向かいに、ロイヤル・アルバート・ホールがあります。
1871年の開設以来、150年の間音楽やイベントが行われています。
キャパは8000人ぐらいで巨大です。
ボックス席ではお料理を注文して食べたり飲んだりすることができるので、上流階級の人は飲食しながら鑑賞を楽しんで来たのですね。
一般の人にとっても、コンサートは人付き合いの場となっており、開演前や幕間の食事を楽しんでいます。
夏にはプロムスという100年以上続いている、世界最大の音楽祭が街中で行われており、この日はシベリウスのシンフォニーと、ヴァイオリンコンチェルトを聴きました。
BBC交響楽団の演奏はなめらかで美しく、ハンガリーのヴァイオリニストも卓越したすばらしい演奏でした。海外のコンサートでいつも、音が軽やかで上に舞い上がっていく快感を覚えます。本当にここまで来たかいがありました!
驚いたのは、1階のアリーナは皆さん立ち見だということで、年配の方もずっと立ったまま聴いています。本当に皆さん音楽が大好きで熱心に聴いています。